授乳

ミルク作りの負担を軽減!milkmagicは本当に買う価値あり?

ミルクマジック

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2024年9月12日から、日本初の自動ミルクメーカーmilkmagic(ミルクマジック)が販売開始となりました!

これまでは海外メーカーのものしかなかったので「ついに」という感じです。

出産準備をしている方やミルクを使っている方、また仕事復帰を考えている方に、育児を手助けしてくれるおすすめアイテムとなっています。

ですが「どうやって使うのか」「本当に便利なの?」「初期投資する価値ある?」など、分からないこともたくさんありますよね。

この記事では、

  • 自動調乳メーカーってどういうもの?
  • 「日本初」ってそんなにすごいの?
  • 使い方やお手入れ方法は?
  • 買う価値ある?

こんな疑問を解消しながらmilkmagicの魅力を紹介していきます。

milkmagicの特徴

milkmagicは70℃の温度でミルクを調乳できる、日本初の自動ミルクメーカーです。

ボタンを押せば、誰でも簡単にミルクを作ることができます。

また国内メーカーが販売しているという点に、多くの魅力が詰まっています。

ボタンひとつで簡単調乳

粉ミルクと水をセットして、ボタンを押すだけで簡単にミルクが作れます!

粉ミルクを入れる容器は気密性が高く、湿気や汚れから守るつくりになっています。

お湯を沸かしたり計量する必要がないので時短になるし楽ちんですよね。

日本初の国内メーカー

milkmagicは日本の会社である「株式会社BetterDays(ベターデイズ)」から販売されています。

日本の会社が監督をして、中国で生産されています。

今では日本の家電の多くは中国で作られていますし、他の国内大手育児用品メーカーの商品も生産国は中国だったりしますよね。

国内メーカーからの販売が重要である点は、日本の安全基準に対応していること、日本で販売されている粉ミルクに対応していることメーカー保証があること、日本語の説明書があることなどがあります。

ひとつずつ説明していきますね。

厚生労働省・WHOの調乳ガイドラインを採用

milkmagicは日本での安全基準に従って作られたものです。

  • 厚生労働省の調乳ガイドラインから「粉ミルクの調乳に使うお湯は70℃以上を保つ
    (これは世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)が作成したガイドラインに従っています)
  • 70℃のお湯で調乳するとサカザキ菌・サルモネラ菌による食中毒を防ぐ
  • ミルクや水が触れる全てのパーツは、厚生労働省が指定した研究機関で1ヶ月かけてテスト済み

milkmagicは70℃のお湯で調乳することができます!

100℃まで煮沸するわけではないので、一度水道水を煮沸した湯冷ましや、赤ちゃんがそのまま飲んでも大丈夫な水を入れて使用します。

フォローアップミルクや白湯なども作れるように、35℃~70℃で5℃毎に温度設定が可能。

また、赤ちゃんが口に入れても問題がない素材を使っていることが試験で証明されているので安心して使用できます。

すべての粉ミルクに対応

アレルギー用やフォローアップミルクを含む日本で販売されているすべての粉ミルクに対応しています

milkmagikは「濃度」と「お湯の量」を調節してミルクを作ります。

各粉ミルク製品に対応した設定方法がミルクレシピで確認でき、簡単に設定できるようになっています。

ミルクレシピはHPで随時情報更新されていて、問い合わせにも対応しています。

従来の海外メーカーの自動調乳機は、日本の粉ミルクへの対応は1種類のみです。

海外メーカーなので1種類でも対応していればありがたいことですが、milkmagicではその辺りの背景やママたちの声をしっかりと反映させたのではと想像します。

ちなみにmilkmagikは海外の粉ミルクも使えるようですよ。

メーカー1年保証

保証期間は購入してから1年です。

説明書以外の方法で使った場合は対象外になるので、必ず説明書を確認して使用しましょう。

海外メーカーでは故障した時に保証がきかないのが難点でした。

1歳ではだいたい離乳食が完了する頃なので、保証期間が1年あれば安心です。

当然ですが説明書や操作ボタンの表記は日本語なので、初期設定なども戸惑うことがありませんね。

メーカー保証は正規店からの購入のみ対象なので気をつけましょう。

公式サイトでは割引セールや割引クーポンがあったりするので、確認してみてください。

こんな方におすすめ!

milkmagicはこんな方におすすめです。

  • 粉ミルクをよく使う(予定の)方
  • 毎日のミルク作りに負担を感じている方
  • 育児負担を軽減して別のことをする時間を作りたい方
  • パパのミルクの作り方に不満がある方
  • パパに育児参加してほしい/もっと育児参加したいパパがいる家庭
  • ママが仕事復帰した共働き家庭
  • 双子ちゃんやそれ以上の乳児がいる家庭
  • 費用がかかっても生活の質を上げたい方

メリット

ミルクマジック_milkmagic

具体的なメリットを紹介していきます!

時短になる

産後のママはすることがたくさんあって大変なのに、休む時間も少なく疲れますよね。

お湯を準備しなくていい、計量の必要もない、70℃で調乳するので適温に下がりやすい!

お手入れの時間を差し引いても時短になります!

計量いらずで粉ミルクがこぼれる心配もない

計量の必要がないのは時短になりますが、他にもメリットがあります。

計量スプーンは擦り切り1杯で20ml分なので、ミルクは通常20ml単位で作ります。

量が増えると「何杯入れたっけ?」ということがあるんですよね。

milkmagicだとそういうことがないし、10ml単位でミルクが作れるのも便利です。

また粉ミルクをこぼして掃除するなどの、ちょっとイラッとすることも回避できます。

実際「ふつうに使っててそんなにこぼれないでしょ」と思ってたんですけど、職場で意識してみると私めちゃくちゃこぼしてました・・・。

計量スプーンの裏がデコボコしてるんです!

その溝にミルクがくっついていて、擦り切る時・哺乳瓶に入れる時にこぼれるんですよ!

家だとキッチンの上ならまだしも床にこぼれると面倒くさいし、掃除しないといけないし、夜だと悲しすぎますよね。

milkmagicは調乳された液体の状態で出てくるので粉ミルクがまき散らされる心配はありません。

パパの育児参加

milkmagicはボタンを押せば、「誰でも」「簡単に」「同じように」ミルクが作れます。

最近は育休をとるパパが増えてますよね。

誰がやっても同じように仕上がるというのは、パパにとって育児参加へのハードルが下がります。

ママにとっても「やってくれたけどなんか違う」というストレスをなくしてくれて、お互い気分よく過ごすことができます!

使い始めの初期設定や説明書の読み込みも、パパがしてくれて、それをママに教えてあげるとすごく助かりますよね。

「何をしていいか分からない」「間違っていたら怖い」というパパにとっては育児参加の大きなきっかけになりますよ。

育児負担・ストレス軽減

時短になったりパパが育児参加してくれると、育児の負担やストレスの軽減につながります。

育児をする中で大きなこだわりを持つこともあるかと思いますが、時には柔軟に対応しママが笑顔で過ごせることが大事です。

ママが笑っていると家庭にも笑顔が増えるし、本心では赤ちゃんにもたくさん笑顔で接したいと思ってるじゃないですか。

経費がかかっても家庭円満でいられることは何にも代えがたいものですよね。

お祝いにも

ミルクを使っている家庭への出産祝いにも、絶対に喜ばれると思います。

お孫さんが誕生する方は、出産祝いにもぴったりです。

里帰りの時に実家で用意しておくと、家族が誰でもミルクを作れて便利ですし、自宅に帰る時は荷物と一緒に送ればOKです。

なかなか手伝いにいけなかったり遠くにいて心配という方は、ご自身の代わりにmilkmagicが育児の手助けをしてくれると思うと、少し気が楽になると思います。

デメリットはある?

設置場所と電源の確保が必要

電源コードが付いているのでコンセントのある場所に設置する必要があります。

大きさはヨコ21.5㎝、タテ36.2㎝、奥行き26.4㎝です。

お手入れが必要

また、衛生的に使うためにはお手入れが必要です。

この後でお手入れ方法を説明しますが、部品を洗うだけです。

お湯を沸かすためのポットなど、何を使うにしても洗浄は必ず必要ですよね。

面倒なように思いますが、部品を取り外してしっかり洗える仕様になっているので、清潔に使えて安心かと思います。

水道水が使えない

水道水がそのまま使えないことは人によってはデメリットになるかもしれません。

湯冷ましは簡単に作って保存できます。

湯冷まし
  • 水道水を沸騰させる(70℃以上)
  • 冷まして蓋つきの清潔な容器に保存
  • 常温か冷蔵で24時間保存可能

インターネットで水を買って宅配してもらってもいいと思います。

大人も飲めるし、災害時の飲料水確保にもなって一石二鳥です。

ミルク作りには硬水はNGなので気をつけましょう。

使用方法

ミルクの作り方とお手入れ方法についてです。

ミルクの作り方

ミルクは3ステップで簡単に作れます。

  1. 粉ミルクをセット
  2. ウォータータンクに水を入れる
  3. 作りたい濃度と量を選んでボタンを押す

粉ミルクと水は毎回セットする必要はありません。

ウォータータンクには1.5Lの水が入れられます。

お手入れ方法

次はお手入れ方法です。

大切な赤ちゃんが口にするものなので、衛生的に使用できるかは大事なポイントですよね。

milkmagicは部品を取り外して洗うことができます。

ストロー

ストローは粉ミルクとお湯が混ざる部品です。

食洗器:80℃以下で可

洗浄頻度:毎回がおすすめ

ノズルは機械を分解しなくてもすぐに取り外せます。

使った哺乳瓶と一緒に洗うだけなので、することが増えるということはないと思います。

毎回洗うのが大変という方には、ストローの部品販売もありますよ。

ノズル

食洗器:80℃以下で可

洗浄頻度:1~3回毎がおすすめ

ノズルは2つ付いているので交換して使えます。

1日に2~3回洗えばいいので、少なくとも夜間に洗う必要はなさそうです。

粉ミルク容器・かくはん機・ウォータータンク

他の部品も取り外して洗うことができます。

食洗器:粉ミルク容器・かくはん機は80℃以下で可 ウォータータンクは食洗器不可

洗浄頻度:1週間程度に1度がおすすめ

1週間に1度のお手入れでいいので、時間がある時や、週末のパパの役割として任せるのもいいですよね。

ウォータータンクは食洗器は使えないので気をつけてください。

まとめ

産後の生活が思ったよりも大変で、苦労しているママは多いと思います。

これまで説明した通り、milkmagicは毎日の育児の負担を軽減してくれる、準備する価値のある育児用品だと思います!

それでも負担は当然減らしたいけど買っていいのか悩むという方もいますよね。

ただ授乳関連の便利な電化製品は「もっと早く買っておけばよかった」となるのが定番です!

せっかく買うなら早くに準備した方が長く使えていいですよね。

授乳は毎日、1日に何回もします。

「1回自分でがんばればいいだけ」を繰り返していると、負担はどんどん増えていきますよ。

育児はがんばり過ぎないことも大切です。

肩の力を抜いて育児を楽しみましょう。