授乳

外出時や防災備蓄に便利な液体ミルク!各社製品を比較

液体ミルク_種類

記事内のリンクに広告が含まれる場合があります

液体ミルクは、外出時や災害時の備えとして、多くのパパ・ママに認知されてきていますよね!

持ち運びしやすいことと調乳不要であることが便利なポイントです。

  • 外出先で使える
  • 防災備蓄品として
  • 忙しい時・疲れている時の粉ミルクの代替として
  • 旅行や帰省時のために

実際、このようなきっかけで購入を検討されているようです。

現在、乳児用液体ミルクは4社から4種が販売されています。

ステップアップ用の液体ミルクは、明治から販売されている1種のみです。

液体ミルク_比較

さっそくひとつずつ見ていきましょう!

災害時の授乳についてはこちらの記事でまとめています。

明治ほほえみ らくらくミルク

シェア率No.1!人気の液体ミルク

  • 120mlと200mlの2種類の容量がある
  • 200mlタイプの賞味期限は18か月と液体ミルクで最長
  • 専用のアタッチメントでそのまま授乳可能

明治の「明治ほほえみ らくらくミルク」は液体ミルクのシェア率No.1とも言われています!

後で説明しますが、明治からは日本で唯一、ステップアップ用の液体ミルクも販売されています。

容器は丈夫で破損しにくいスチール缶。

キャップで開け閉め可能のため、飲み残しを保管できます。(*開封後、口をつけていない液体ミルクは2時間以内に使用するか破棄する)

らくらくミルクは、使用しているママからの飲み残しの声に対応し、液体ミルクで唯一2つの容量で展開しています。

賞味期限は製造日から、120mlは15か月、200mlは18か月。

18か月の賞味期限は、液体ミルクでは最長で、防災用の備蓄品としても適しています。

専用アタッチメント

明治から、らくらくミルク専用のアタッチメントが出ています。

缶に直接アタッチメントを取り付けると、母乳実感の乳首を付けてそのまま赤ちゃんに授乳することができます。

専用アタッチメントは、哺乳瓶と同様に洗浄・消毒をして、繰り返し使用できます。

専用アタッチメント単体でも販売しています。

液体ミルク すこやかM1

  • プルタブ缶なので開封後はすぐに使用するのがおすすめ
  • 日本で唯一オステオポンチンが配合された液体ミルク
  • 専用のアタッチメントでそのまま授乳可能

雪印ビーンスタークからは「液体ミルク すこやかM1」が出ています。

すこやかM1は、母乳の成分であるオステオポンチン、シアル酸、ガラクトシルラクトースを、日本ではじめて液体ミルクに配合しました。

特にオステオポンチンは、ビーンスタークのミルク製品にのみ配合されている成分で、赤ちゃんの免疫機能を助ける働きがあると考えられています

容器は丈夫な缶で、開け口がプルタブのため開封後の保存には向いていません。

容量は200ml。

賞味期限は製造日から365日となっています。

専用アタッチメント

雪印ビーンスタークから、すこやかM1専用のアタッチメントが出ています。

缶にアタッチメントとビーンスタークの乳首を付けて、そのまま赤ちゃんに授乳することができます。

専用アタッチメントは、哺乳瓶と同様に洗浄・消毒をして、繰り返し使用できます。

専用アタッチメント単体での販売はありません。

液体ミルク はぐくみ

  • パウチでかさばらず家でも外出先でもゴミ捨て楽ちん
  • 飲み残しで無駄にならない100ml
  • アルミパウチでも賞味期限12か月と十分

森永乳業の「液体ミルク はぐくみ」はパウチ仕様となっています。

「エコらくパウチ」は缶と比べて、製造時のCO2排出量が少ないそうです。

ストック時にかさばらず、ゴミを捨てやすいのがママにやさしいですよね。

容量は100mlで月齢が小さめの赤ちゃんに使いやすいサイズです。

スチール缶は長期保存に向いていますが、アルミパウチでも賞味期限は12か月と十分です。

専用アタッチメントや乳首はない

パウチなので専用アタッチメントはありません

赤ちゃんにあげる時には、哺乳瓶に注いで使用します。

アイクレオ 赤ちゃんミルク

  • 紙パック容器は軽くて持ち運びに便利
  • 家でも外出先でもゴミ捨てに困らない
  • ChuChuの紙パック用乳首が取り付け可能

江崎グリコの「アイクレオ 赤ちゃんミルク」は、日本で初めて発売された液体ミルクで、

外出時におすすめです。

紙パックの容器は軽くて持ち運びしやすく、ゴミ捨てが楽ちんです!

外出先でも、ChuChuの紙パック用乳首を取り付けてそのまま授乳することができます。

紙パックの容器は海外では主流のようです。

容量は125ml。

賞味期限は製造日から9か月です。

ChuChuの紙パック用乳首

アイクレオ 赤ちゃんミルクは、ChuChuの紙パック用乳首を取り付けることができます。

乳首・アダプターなどの一式は、洗浄・消毒して繰り返し使用できます。

明治ステップ らくらくミルク

  • 日本で唯一の液体のステップアップミルク
  • 賞味期限は18か月と備蓄にも最適
  • 専用のアタッチメントでそのまま授乳可能

明治の「明治ステップ らくらくミルク」は、日本で唯一の液体のステップアップミルクです。

対象年齢は1~3歳となっています。

容器は「明治ほほえみ らくらくミルク」と同じでスチール缶です。

容量は200ml。

賞味期限は製造日から18か月です。

専用アタッチメント

「ほほえみ らくらくミルク」と同様で、明治から販売されているらくらくミルク専用のアタッチメントが使えます。

缶にアタッチメントと母乳実感の乳首を付けて、そのまま赤ちゃんに授乳することができます。

専用アタッチメントは、哺乳瓶と同様に洗浄・消毒をして、繰り返し使用できます。

専用アタッチメント単体でも販売しています。

使い方と注意点

液体ミルクの基本的な使い方です。

  1. 開封前に容器をよく振る
  2. 開けたらすぐに飲ませる
  3. あたためは不要
  4. 口を付けていない余ったミルクは2時間以内に捨てる

保存方法や使用方法は各メーカーで確認し、正しく扱うようにしましょう。

液体ミルクのあたため

液体ミルクは、あたためずに常温のまま飲ませて大丈夫です。

あたためる時は湯せんするか、ミルクウォーマーを使いましょう。

電子レンジを使ってはいけません。

モバイルミルクウォーマー

外出時には持ち運びができるモバイルミルクウォーマーがあります。

おすすめはLARUTAN(ラルタン)のモバイルミルクウォーマーです。

  • 国内メーカーで日本規格の製品(製造は中国)
  • バッテリー内臓で充電可能
  • 1~3時間保温可能(外気温や使用環境による)
  • 哺乳瓶、缶、ペットボトルなど様々な素材に対応

似たような製品はたくさんありますが、育児用の家電製品は国内メーカーのものを強くおすすめします!

主な理由は、製品が日本規格であること、保証が付くこと、日本語の説明書があることなどです。

「LARUTAN(ラルタン)」は国内の中小企業であるネットプランニングという会社の自社ブランドで、他にも便利な育児用の家電製品を販売しています。

バッテリー内臓で自宅ではもちろん、外出先でも使用できます。

哺乳瓶はガラス、プラスチック、シリコン製のすべての製品に対応!

離乳食のあたためなど便利に使える8つの機能が付いています。

あたため後は37℃、40℃、42℃、45℃、50℃、55℃の6段階で保温可能なので、ミルクや離乳食の時期が終われば、自分用にペットボトルのあたためにも使えます♪

最近ではドラマ「私の宝物」でも使用されて、一気に話題になったようですね。

  • 紙パックには使えない
  • 別売りの5V、2AのUSB電源アダプターが必要

紙パックには対応していないので「アイクレオ 赤ちゃんミルク」には使えません。

LARUTANに限らず、この類のミルクウォーマーは5V2AのUSB電源アダプターが別途必要になります。

例えばiPhoneのACアダプターは5V1Aなので使えません。

5A2AのACアダプダー

楽天ではACアダプターがもらえるレビューキャンペーンしています

レビュー投稿すると2つの特典がもらえます!

  1. 保証期間が12か月から18か月に延長
  2. 5V2AのACアダプターをプレゼント

送料無料!専用ACアダプターもプレゼント!

冷たいミルクを飲ませても大丈夫?

液体ミルクは殺菌し、清潔に容器に詰められているため、そのまま飲むことができます。

とはいえ、赤ちゃんは「冷たいミルクでも大丈夫なの?」と心配になりますよね。

そもそもミルクを人肌で与えるのには、赤ちゃんがやけどしないためという理由があります。

ミルク作りには70℃以上に加熱したお湯を使用するので、調乳後に冷ます必要がありますよね。

その際に赤ちゃんがやけどしないように冷ます→では温度は?→母乳に近い温度→「人肌程度」という流れです。

そしてもうひとつ、冷たいミルクを飲むと、赤ちゃんの胃腸が冷えてしまうこともあります。

寒い日だと液体ミルクも冷たくなります。

大人も寒い時に冷たいものを飲むとか体が冷えますよね。

寒い日にはあたたかいものを飲みたいと思うのと同じで、赤ちゃんにもあたたかいミルクをあげるのがおすすめです。

ただここで重要な点がひとつあります。

あたたかいミルクしか飲んだことがない赤ちゃんは、冷たいミルクを嫌がることがあります。

災害時に備えて、液体ミルクの温度や味に慣れてもらうことも大事です。

余ったミルクはどうする?

口を付けていない余ったミルクは2時間以内に捨てましょう。

調乳後の粉ミルクも同様ですよね。

明治のらくらくミルクは開閉できるキャップなのでそのまま保存可能です。

他の液体ミルクは、清潔な哺乳瓶に入れて蓋をすればOKです。

エコらくパウチのはぐくみだとフードクリップを使う、プルタブの缶の場合はラップをかけるなどして清潔に保てるようにしましょう。

口を付けたミルクは、粉ミルクと同じですぐに捨てましょう。

アレルギー用はある?

現時点ではアレルギー用の液体ミルク製品はありません。

今後に期待ですね。

まとめ

液体ミルクの各社製品を比較してみました。

一番人気の「明治 らくらくミルク」はママが利用しやすい工夫が多く盛り込まれていますよね。

専用アタッチメントがあって便利だという声も多いようです。

あたためには持ち運びできるミルクウォーマーが便利です。

液体ミルクは外出時だけでなく、防災備蓄としての役割もあります。

ぜひ一度試してみてください!